読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Like breathing

息をするように好きなもののことを、好きなだけ

ジャニーズJr.を好きになるということ

日常のこと

2017年3月1日、ジャニーズ事務所から仲田拡輝くんの名前が消えた。

 

 

先月の半ばくらいから嫌な噂はちらほら聞こえてきて、覚悟はしていたつもりだったけれど、今はただただ悲しくて寂しくて、やるせない。

私は、トラジャ担でも仲田担でもない。

昨年の11月頃に、やっとJr.担になると決めたばかりのひよっこだ。どんな立場で、と思われるかもしれないが、今はとにかく、素直な気持ちをここに吐露しておきたいと思う。

 

 

初めて拡輝のことをちゃんと認識したのは、林くん目当てに行った『アンダースタディ』だった。ダンスがかっこよくて、お芝居も上手で、一つ一つの表情が魅力的なことが強く印象に残った。

それから、林くんにすっかり落ちてしまい、過去の映像やら何やらをを見ていくうちに、プレゾンカンパニー、そしてTravis Japanがとっても愛おしくなっていった。その中でも私が最も「好きだ」と叫んでいた対象は、他でもない仲田拡輝くんだった。

グループの最年長として、おちゃらけながらも皆のことを温かく見守っていて。お喋りするときに忙しく上下に動く眉毛や大きな口、キリッと通った日本人離れした瞳は、今まで私が好きになってきたどの人とも違うタイプで、その魅力にたちまち虜になった。「拡輝って、普段好きなタイプの顔と全然違うね」と言われたら、「うん、わたしは拡輝の顔は全然タイプじゃない!」とはっきり答えるくらい、本当にお顔は好みのタイプとはかけ離れていたけど、何よりもコロコロ変わる拡輝の表情が大好きだった。

ひとたび踊り出せば、その持ち前の身体能力と豊かな表情で曲の世界観を表現する。拡輝を見に行こう、と思って見に行った『ジャニーズ・オールスターズ・アイランド』では、本当に双眼鏡が拡輝から離せないくらい、彼の表情にダンスに佇まいに、吸い込まれていった。

 

担当とは呼ばなくても、好きな人。

ジャニアイで拡輝をたくさん見られた時間がとても幸せで、自担がいない現場でも、拡輝のためなら見に行こうって思ってた。だから、Jr.祭りのチケットも取ったし、これからもどんどん足を運ぶつもりだった。もっと拡輝のことが知りたかったし、もっともっと大好きになれると思っていた。

 

初めて退所の噂を耳にしたのは、2月の半ばくらいだった。嫌だって思いながらもジャニショで「仲田拡輝くんの写真1セット」を買っている自分がいた。これが最後になって欲しくない、と強く願いながら。

『ジャニーズ銀座2017』のお知らせが来て、本当なら宇宙Sixの公演の開催決定を喜びたかった。だけど、Travis Japanのところには拡輝のお名前はなかった。それが意味することを、考えなくてもすぐに分かった。心のどこかで、何か別の仕事がという気持ちがなかったわけではないけれど、それでも、悲しみと諦めの気持ちが強かった。その日、バイト帰りの終電の中で、溢れてくる涙が止まらなかった。

そのあとに見た少クラセレクションの放送はとってもしんどかった。だって、大好きな笑顔を浮かべる拡輝がそこにいるから。この人のこの笑顔はもう見られないのか、このダンスはもう見られないのかと思うほどに、やるせなさがこみ上げてきた。

3月1日の昼、ジャニーズwebとジャニーズJr.情報局から、仲田拡輝くんのプロフィールは跡形もなく消え去った。ずっとSafariに表示させておいた拡輝のページのURLは、何度更新してもジャニーズwebのトップページを表示することしかしなくなった。

 

これが、ジャニーズJr.とのお別れなんだなあ。

ジャニーズを好きになってから、確かに何人ものJr.の子が事務所を去っていったことは知っていた。そうか、厳しい世界だな。Jr.を好きになるって、しんどいんだな、とは思いながら、やはりそれはあくまで他人事だった。だから、まさか、自分の好きな子が姿を消してしまう日がやってくるなんて、それも仲田拡輝だなんて、現実味がなすぎて、悪い冗談なら早く撤回してくれって思った。

 

あまりにもあっけなさすぎる。

さよならも言えず、ただただ名前がなくなり、初めからいなかったかのように写真が修正され、彼が発した言葉も切り取られる。

 

私が好きになった人たちは、そういう人たちなんだ。

痛いほど、苦しいほど、まざまざと思い知らされた。

いつまでもそこにいてくれるなんて確証はない。いつかきっと、お別れは来るのかもしれない。頭では分かっていたつもりだった。理解した上で、Jr.を応援することを決めたつもりだった。だけど、全然分かっていなかった。

 

夜空に浮かぶ星たちは、あれほど強い光を放っていても、いつかは寿命が訪れて消滅してしまうのだという。

ジャニーズJr.の存在は、あまりにも眩しくて、あまりにも儚くてあっけない。

ジャニーズJr.を好きになるということは、想像していたよりもずっとずっと刹那的で、だからこそ狂おしいほど身を焦がしてしまうのかもしれない。

 

 

ジャニーズ事務所にずっといてほしいなんていうのも、ただのヲタクのエゴイズムでしかないのかもしれない。彼らには彼らの人生がある。彼らには彼らの、それぞれが思い描く幸せがきっとある。そう頭では理解しているつもりでも、それでもやっぱり、ジャニーズ事務所を立ち去ってしまった拡輝のことを、私はずっと惜しみ続けるのだろうと思う。

 

ジャニーズ事務所に所属する人を好きになってからそこそこの年月が経ったけれど、悲しくて涙を流したのはもしかしたら初めてかもしれない。ジャニーズJr.を好きになるって、こういうことなんだなあと、ひしひしと感じた。

 

それでもきっと私は明日もジャニーズJr.を応援するし、好きな子がそこで輝き続けるという選択をしてくれる限り、彼を見つめ続けていたいと思ってしまうんだ。

 

 

 

さようなら、ジャニーズJr.の、Travis Japanの仲田拡輝くん。本当にお疲れさまでした。長いジャニーズ生活の、ほんのちょっとしか見ることは叶わなかったけれど、それでもあなたを見ていることで私はとっても幸せをもらうことができました。

これからどんな道を歩んでも、あなたならきっときっと、その素敵な笑顔で、拡く大きく輝き続けているんだろうなと思います。どうかどうか、あなたのこれからの人生に、たくさんの幸せが降り注ぎますように。

大好きでした。願わくば、これからも好きでいさせてください。

本当に本当に、ありがとう。