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Like breathing

息をするように好きになってしまったのだから、仕方ない

林翔太くんの「こどもつかい」を忘れたくない

 

『滝沢歌舞伎2017』全53公演、お疲れ様でした!!!

昨年から変更が加えられた演目もあれば、よりパワーアップして帰ってきた演目もあったりと、全体としてもブラッシュアップされた迫力のあるステージでした。

そして、今年は健ちゃんに関しては昨年のようなこともなく、キャストの皆さんも私たちファンも、昨年以上に笑顔のあふれる新橋演舞場だったのではないかと思います!(今思えば、昨年の滝沢歌舞伎も楽しかったけれど、心にどこかもやっとしたものは抱えてたなあと感じます)

 

本っ当に本っ当に、心から楽しい春でした。チケットやら私生活のことやら、いろんなことがありつつも、無事に目標回数は演舞場に足を運ぶことができたのでとても満足。こんなに楽しい春はもないんじゃないかなあって本気で思うくらい。

 

ただ、一つ心残りなのは、今回の滝沢歌舞伎はどうやら円盤化しなさそうだということ…。たくさんご要望はお送りしましたが、撮影が入ったとの報せが届かなくて、すごく残念。たくさんたくさんたーーーくさん、一生をかけて何度でも見返したい景色がありました。

 

でも、いつまでもくよくよしてても仕方ないので、少しでも記憶に残せたらと思い、覚えている限りではありますが、林くんの「こどもつかい」についてのメモを残しておきたいと思います。(注釈は個人的な感想です)

映像に残らなさそうだと察したあたりからメモし始めたので、多分たくさん間違いがあります。ご指摘いただけたら幸いです。

 

 

BGMと共にスクリーンに映画「こどもつかい」の映像の一部が流れる。親に虐待される子供。「こどもつかい」のタイトル。

(下手入り)

子供達はガラスの心を持っている。

辛い目や苦しい目にあうと、その心は粉々に砕け散る。*1

そして、子供達は不思議な童歌を歌う…

 

突然、子供達の姿が消える。

意味もなく親に叱られる子供!親に相手にされない子供、孤独な子供、親に見捨てられた子供!*2

…だが、しばらくすると子供達は何事もなかったかのように帰ってくる。

子供達は、どこへ行っていたのだろう!何をしていたのだろう!

 

(ゆっくりと上手側に移動しながら)

それから数日すると、決まって親達は命を落とす。

それも、恐ろしい、残酷な死に方で。

 

まさか、子供が親に復讐を?

その影には、「こどもつかい」…

(スクリーンに映るこどもつかいの横顔)←多分

こどもつかいの姿を見ることができるのは、心に傷のある子供達だけ。

こどもつかいは子供達と呪いの唄を歌い、復讐を誓い合う。

血の約束は、指切り。

こどもつかいと指切りをすると、彼の指はちぎれ、ポトリと地面に落ちる!(前方に手を伸ばす)(グチャッというSE)*3

 

(紗幕の向こうで、うずくまる子供にJAEの人)「おい!早く帰るぞ!」

(不気味なこどもの声)「遊ぼう…?」

(SEと共に、客席最前列前方で、振り返るこどもつかいに取り憑かれた子供達)

 

紗幕の向こうでは狂気じみた表情を浮かべる子供達が、大人の腕を引きちぎるようにまとわりつく。*4ステージの上を飛び跳ねる、こどもつかいに魅入られた子供達。

(その凄惨な光景を見て、頭を抱えながら)

「死」と無邪気に戯れる子供達!そして、死の恐ろしさを知っている大人達!

こどもつかいに取り憑かれた子供達は、操り人形のように残酷な行為を繰り返す!

心壊れた子供達ほど、恐ろしいものはない…!*5

 

(表情が変わり)

…うるさい!静かにしろ。*6

お前なんか、うちの子じゃない!

生まれてこなければよかったんだ!!!*7

 

(グチャッというSE)←ここの記憶が曖昧

(怯えた表情、後ずさりし、頭を抱えて床にうずくまる)

うわあああぁぁ!うわぁ、うわぁぁあああああ!!!!*8

 

(ゆっくりと立ち上がり、上手袖の方を向き、黒いマントをゆっくりと手に取る)

子供達を傷つける大人たちを死へと追いやる謎の男…

悪魔の心を持ち、恨みを持つ子供達を操る、こどもつかい。

こどもつかいは、辛い目に遭っている子供達を誘う…

 

(さっとターンし、マントを羽織る。ステージ中央へ)*9

(声色が変わり)

「さぁ!意地悪な大人達は一人もいなくなった!

子供達だけの世界へ行こう!」(深々とお辞儀)*10

 

(顔を上げると、上手からの照明のみが顔に当たり、真っ暗な中に顔だけが浮かび上がる)*11

子を捨てる親達がいるように、また、親を捨てる子供達もいる…

そして、その子供達は、こどもつかいに自らの運命を委ねる!

 

(背後から、身体をまさぐるように無数の子供の手が現れる)*12*13

やめろ!離せ!!!その手を離せ!!!

…ない、小指がない!!!

お前達は、呪われた子供達か!!!

(覗き込むような形で、背後からこどもつかいに取り憑かれた4人の子供達がしがみつく)*14

やめろぉ…やめてくれ……助けてくれぇぇぇ!!!(手を前方に伸ばし)*15

 

(暗転)

 

(不気味なこどもの声)「遊ぼう…?」

 

(照明がつき、解放された林くんが床に転がり込む)

(息が荒く)

気をつけて、ください。こどもつかいに操られた子供達には。

子供達を悪魔にしてはいけない。子供達の心を弄んではいけない…

(ゆっくりと立ち上がり、下手袖の方向へ向かう)

なぜなら、次に狙われるのは、あなたかもしれませんから……

 

(下手はけ)

 

スクリーンにはこちらに向かって飛んでくる、こどもつかいの映像(タッキー)。

大音量のSEと共に不気味な子供の顔がドーン!*16

→雨音と共に健ちゃんのMASKへ

 

※主に林くんしか見てないので、子供達がどういう風に動いていたかとか、スクリーンの映像はあまり覚えてなかったです、ごめんなさい!補足してくれる方がいらっしゃれば助かります。

 

初回の観劇ですでに、「はやしくん、お芝居に磨きがかかってるなあ…」と思ったのに、回を重ねるごとに、声色の使い分けや緩急、間の取り方など、様々な工夫が見えて、どんどんレベルアップしていくのが手に取るように分かりました。

林くんの語りの時間は、会場の空気が一気にガラッと変わり、観客の目線が林くんに注がれているのがよく分かる時間で、本当に大好きでした。

こうして改めて書き出してみて、こんなに長いセリフを一出演者という立場で与えていただけていることは、本当にすごいことだなあと実感すると同時に、滝様に心から感謝しています。また、本人も何度も仰ってましたが、中学生チームのリーダーという立場を与えていただけたことも、きっと今後に繋がっていく大きな一歩になるだろうなと、一ファンながらとっても嬉しく思います。

 

昨年の雪女は一人三役の脚本ということでしたが、今回はほとんどが地の文を喋るような脚本でした。その中で「親」と「こどもつかい」という役柄が一瞬だけ浮かび上がる。その役柄を色濃く浮かび上がらせるための声色の使い分けや間の取り方は、かえって繊細で、難しそうだなと感じました。

「お前なんか生まれてこなければよかった!」と絞り出すように激昂する親。

「子供達だけの世界へ行こう」と誘う、不気味さとどこかスマートさも兼ね備えたようなこどもつかい。

それぞれ一瞬だけですが、こうしてはっきりと記憶に残っているのは、演じ分けの賜物ではないかと思います。

また、「子を捨てる親もいるように〜」の下りは照明の力も相まって、普段はきゅるきゅるな林くんのお目目が真っ黒になっていて、毎度ゾクゾクさせられました。

 

お芝居をする人としての林くんの側面を多くの人々に再び魅せることができた今回の演目、「こどもつかい」。

たとえ映像に残らなくても、あの光景やあの空気感は、忘れたくないなと思います。

 

 

宣伝隊長のお言葉に従って、6/17に公開される映画にも足を運ばせていただきます!公開が楽しみ!10回行こうね、林くん!

 

 

 

*1:「粉々に砕け散る」というワードにデジャブ感

*2:回を重ねるごとに、ここのまくし立て感が増しててとても良かったです

*3:前回の雪女で使われていたのと同じSEかな、なかなか悪趣味な音…ここで嫌そうな反応してる人多かったw

*4:紗幕側の大きい子供達の表情がすっごい良かった!基くん怖かった〜

*5:苦しそうに頭を抱える林くんが可愛い

*6:ここの声音の変え方が真骨頂

*7:ちょっと言葉を詰まらせてから、吐き捨てるように言うのが最高だった。J-webさん、ここのボイス配信してください

*8:叫び声もレベルアップ…バリエーションが増えたような。

*9:林くんのターン大好き芸人としては超ご褒美でした!美しい!!!

*10:こどもつかいの声は高め。サーカスのピエロみたいな感じに聞こえた。

*11:お目目が真っ黒で毎回ゾクゾクしました。

*12:ここで、自分の身体をまさぐる子供の手を林くんが掴むんだけど、それを見るたびに「ああ、リーダーとしてこういう風にお稽古したんだな!」って思ってグッときてた。

*13:あと、子供の手の動かし方によって時々ワイシャツがめくれてタンクトップの脇が見えることがあって、「ありがたや!!!」という気持ちに(ひどい)

*14:ヴァサの女の子姿が可愛かった

*15:ここもデジャブ

*16:悲鳴おきがち